髪の毛が傷んでいると手触りがごわついていたり見た目にも美しくなかったり…
そんな傷んでしまった髪の毛のケアとしてよく用いられるのが、「トリートメント」です。
トリートメントは一体どのような効果を髪の毛にもたらしてくれているのでしょうか。
今回は「トリートメントの効果」について、ご紹介していきます。
セルフトリートメントとサロントリートメントの違い
トリートメントには大きく分けて、美容室などで処理を行ってもらう「サロントリートメント」と
自分で行うことができる「セルフ(ホーム)トリートメント」があります。
成分が浸透しやすい
サロンで行うトリートメントは、自分で行うものよりもしっかりと髪の毛に成分が浸透します。
キューティクル表面を整えたり水分を補給したりすることで、
髪の毛の手触りや見た目の質感などを改善することができます。
サロンで行うトリートメントでは、
髪の毛の表面に加えてもう少し髪の内部の方まで浸透させることができるのです。
持続期間が長い
サロンで行うトリートメントは髪の毛のより内部まで成分を浸透させることができるので、
トリートメント成分が髪の毛から抜けにくくなり、
手触り感や髪の毛の保湿といったトリートメントによる効果が長持ちしやすいことも特徴的です。
ホームトリートメントは簡単に手に入り価格なども手軽であるため、
短いスパンで繰り返しケアすることで髪の毛の質感を保たせることができます。
効果の持続期間は1週間~1か月程度
ホームトリートメントの持続期間が数日程度なのに対して、
サロントリートメントは1週間~長くて1か月くらいの間、効果を持続させることができます。
そしてこの持続期間は、トリートメント後の日常的なケアなどによっても変わってきます。
サロントリートメントだけに頼らず、普段からホームトリートメントをこまめに行ったり、
アイロンやドライヤーの熱から髪の毛を保護してあげたりといった一手間を加えることで、
より長い期間サロントリートメントの効果を持続させることができるのです。
またサロントリートメントを定期的に行うことで、髪の毛の質感などを改善していくこともできるので、
特に傷みが激しい場合などはまずサロンでのケアを行ってもらうことも効果的です。
ドライヤーやヘアアイロンによるダメージから保護
アウトバスタイプのトリートメントは、ドライヤーやヘアアイロンを髪の毛に当てる前につけることによって、
髪の毛を熱によるダメージから保護してくれます。
髪の毛はたんぱく質でできているため熱によって変性しやすく、
ドヤイヤーやヘアアイロンの熱は代表的な髪の毛のダメージの原因です。
そのため、あらかじめアウトバスタイプのトリートメントで髪の毛表面をコーティングしておくことで、
髪の毛が直接的にこれらの熱によるダメージを受けることを予防してくれます。
熱によるダメージから髪の毛を保護することが目的で、アウトバストリートメントを選ぶ場合には、
きちんと表示を確認して「熱から髪の毛を保護してくれる」というものを使うようにしましょう。
日中もじっくり髪の毛のケアができる
アウトバスタイプのトリートメントは日中もずっと髪の毛に留まって長い間髪の毛表面を保護してくれます。
そのため、日中の紫外線や摩擦などによって受けるダメージから髪の毛を保護することができるのです。
また髪の毛のパサつきを押さえることなどにも役立つので、
髪の毛をよりきれいに見せたいときや湿気の多い日などにも効果が期待できます。
目的に合わせたトリートメントでサラサラの髪になろう
今回は「トリートメントによって得られる効果」についてご紹介してきました。
トリートメントはサロンでのケアとホームケアを上手に使い分けることによって、
よりきれいな髪の毛を保つ手助けをしてくれます。
日頃のケアをしっかりしたうえでトリートメントなども活用して、
見た目にも美しくて手触りの良い髪の毛を目指していきましょう!