髪にいい食べ物と聞くとわかめなどの海藻類を思い浮かべますよね。
しかし髪がたんぱく質から出来ていることを考えると、他にも役立つ食べ物はたくさんありそうです。
美しい髪を手に入れるには外側からのヘアケアだけではなく、
肌と同じ、年齢を重ねるほどに内側からのケアも大事になってきます。
健やかな髪を保つためには何を食べればいいのか、ぜひ毎日の食卓に取り入れてもらいたい食べ物をご紹介します。
早速食べて欲しい、髪にいい食べ物15選~前半~
髪にいい食べ物は、特別なものではありません。
普段の食卓に取り入れやすいものばかりなので、なるべくたくさんの種類のものを食べるようにしてください。
1.毎日食べよう!卵
卵はアミノ酸スコアが100。
アミノ酸スコアとは、必須アミノ酸がどのくらい含まれているかを数値化したもので、
100に近い程よいとされています。
他にも、
・セレニウム
・鉄
・亜鉛
・硫黄
など、髪に必要なミネラルも含まれています。
また、新陳代謝を促して丈夫な髪を作るのに欠かせないビタミンB群が豊富で、
・B2(糖質、脂質、たんぱく質の代謝)
・B6(たんぱく質の代謝)
・B12(ヘモグロビンの生成)
がバランスよく含まれています。
2.鶏の胸肉、ササミ
肉類はアミノ酸が豊富ですが、ダイエット中でも安心して食べられる良質なタンパク質としては、
鶏の胸肉やササミがおすすめです。
脂身が少なく、低カロリー高タンパク。鉄分などのミネラルも含まれていますから、
髪だけでなく、身体全体の健康にも役立ちます。
3.良質なタンパク質が摂れる大豆製品
大豆もアミノ酸スコアが100なので、卵とともに毎日摂って欲しい食材の一つです。
豆腐、納豆、油揚げ、おから、厚揚げなど、大豆製品は数も多いので、毎日続けるのも苦にならないと思います。
髪を作るために必要な良質なタンパク質以外にも、
・亜鉛
・鉄分
などのミネラルの他、髪の成長を促進するビオチンも含まれています。
大豆イソフラボンの働きで女性ホルモンのバランスも整えてくれます。
女性ホルモンが減少し始めると髪の潤いも段々失われていくので、気になる人には是非毎日食べて頂きたいと思います。
4.亜鉛を含む牡蠣など
亜鉛は新しい細胞を作るために欠かせないミネラルですが、髪の主成分はケラチンというタンパク質です。
このケラチンを作るために、亜鉛が欠かせないのです。
亜鉛は普通に食事をしていればそれほど欠乏するミネラルではないのですが、
ダイエット中で肉や魚を極端に減らしていると不足しがちです。
また、お酒をたくさん飲む人や、インスタント食品ばかり食べている人は亜鉛を大量に消費して足りなくなることも。
亜鉛が不足するとケラチンの合成がうまくいかず、髪がパサついたり、肌が荒れたりするのです。
亜鉛を豊富に含む食材としてよく知られているのが牡蠣です。
毛母細胞を活性化させるためにも亜鉛が必要なので、丈夫な髪を生やすためにも、牡蠣を食べましょう。
5.オメガ3系脂肪酸を含む魚
良質な脂質は体内で合成することが出来ない必須脂肪酸であり、肌や髪に良い効果をもたらします。
特に、オメガ3系脂肪酸は肌や髪に良いとされる脂肪酸です。
鮭、イワシ、サバ、ニシンなどの魚は、オメガ3系脂肪酸以外にもビタミンDを含み、
良質なタンパク源としても優秀な食材ですから、週に1~2回はこれらの栄養素を含む魚を食べたいですね。
6.ヨーグルトなどの乳製品
ヨーグルトはいうまでもなく牛乳が原料です。ですから、タンパク質が豊富。
牛乳と比べると低脂肪なので、ダイエット中でも安心ですし、
カルシウムも豊富ですから、毎日でも食べたいですね。
7.人参などの緑黄色野菜
緑黄色野菜は肌にも髪のためにも欠かせません。
野菜のβカロテンは体内でビタミンAに変換され、髪を乾燥から守り、
丈夫な髪を作り出すサポートをしてくれる栄養素です。
ビタミンAは脂溶性ビタミンなので、生で食べるよりも油でソテーしたり、
素揚げして食べるのがおすすめです。
次回も引き続き髪の毛にいい食べ物をご紹介いたします。