ヘアスタイルをしっかり決めたつもりでも、脇にはみ出している枝毛。
それだけでも何となく清潔感のない印象になってしまいます。
また、枝毛があると髪がパサパサになってまとまりも悪く、なんだか老けた印象に。
メイクやファッションに力を入れても髪につやがないと美しさも半減してしまいますね。
だけど次から次へと枝毛が出来て困っている…とお悩みの方に、枝毛の治し方をご紹介します。
枝毛とはキューティクルがはがれて裂けてしまった髪
枝毛を発見すると、すぐにでも切りたくなりますよね。
枝毛とは毛髪の先端が2つに枝分かれしてしまっている状態の毛のことです。
こまめにカットするショートカットではあまり出来ないかもしれませんが、ロングヘアだとちょっと目立ちますね。
毛先が傷んでいるので髪色もきれいに見えません。
枝毛が多いほど髪がダメージを受けている証拠ですから、何とかケアしたいもの。
どのようにケアをしていけば良いのかなど、枝毛をなくして美しい髪を手に入れるための方法をご紹介しましょう。
枝毛を作ってしまうNG行動6つ!枝毛の原因を知ろう
枝毛の原因はずばり、ダメージです。
髪が何らかの原因で傷んでいるために先端が裂けてしまっているわけですから、
自分の枝毛の原因はどれだろう?と探してみて下さい。
髪にも日焼け止め塗ってる?紫外線のダメージによるもの
紫外線によるダメージはたくさんの人が影響を受けているかもしれませんね。
屋外に出た時に、髪は一番太陽に近く、紫外線のダメージを受けやすいところなのですが、
髪の日焼け止めをしている方がどれくらいいるでしょうか。
髪はタンパク質で出来ていますが、紫外線を浴び続けることによって
タンパク質を構成するアミノ酸の結合がほどけてキューティクルがはがれやすくなってしまうのです。
キューティクルがはがれると髪は乾燥し、枝毛が出来やすくなります。
パーマやヘアカラーのやりすぎ
パーマやヘアカラーは無理に曲げたり色素を入れたりして
人工的に髪に手を加えているわけですから、もちろん髪にはあまりありがたくないことです。
正しいヘアケアをせずにパーマやカラーリングを繰り返せば髪にとっては大きな負担。
キューティクルが傷ついて枝毛の原因になります。
あまり短期間にパーマやカラーリングをしないことと、
髪の保湿対策など普段のヘアケアにも気を使いましょう。
髪質に合わないシャンプーを使っている
髪に優しいシャンプーが色々出ていますが、髪の質と合っているか
どうかを考えてシャンプーを選んでいますか?
例えば、敏感肌やお肌の弱い人が洗浄力の強いシャンプーを使うと、
それだけでも頭皮には強い刺激となってしまい、髪を傷める原因になります。
逆に、皮脂が多めで頭皮がべたつきがちな人が、ダメージヘア用の栄養分たっぷりのシャンプーを使うのもNGです。
頭皮の汚れや皮脂を取りきれずに毛穴が詰まってしまい、これが髪に栄養が行き渡らない原因となります。
美髪を作るためには自分の頭皮や髪の質に合わせたシャンプー選びが大切なのです。
最近ではサラサラヘアになるとノンシリコンのシャンプーが人気ですが、
ノンシリコンといいながらシリコンと同じような働きをもつ成分が入っていたりしてはあまり意味がありません。
・~メチコン
・~シロキサン
・~シリル~
・~シラン~
という名称のついているものは、ノンシリコンといいながら結局シリコンと同じように、
表面をコーティングするだけで髪への負担が大きいものとなります。
また、シャンプーをノンシリコンにしてもリンスやコンディショナーに
シリコンが入っていればそれもノンシリコンの効果は薄れるので、注意が必要です。