皆さんこんな経験はありませんか?
綺麗にカラーをしてせっかくいい感じの色になったのに
すぐに色が落ちた
お客様からもそんなお声をたくさんいただきます。
そもそもなぜそんなに早く色が落ちてしまうのか。
原因と対処法を書いていきたいと思います。
1.紫外線
許容量以上の紫外線を浴びてしまうと肌だけでなく髪の毛にも多大な影響を及ぼします。紫外線を多量に浴びることにより髪の毛の表面のキューティクルが傷つき、最悪の場合は剥がれ落ちてしまいます。キューティクルに穴が空いたり剥がれると言うことは髪の内部のタンパク質などが流出してしまいます。簡単に説明するとカラーの色味はこのタンパク質にくっついています。そのタンパク質が流れてしまうと言うことは、同時に色が落ちていると言うことになります。
当店でオススメの対処法は、紫外線防止効果のある【コタB7】 洗い流さないトリートメントオイルをお出かけ前にワンプッシュ分サッとひと塗りするだけでもかなり高い効果が期待できます。
2.毎日のシャンプー
皆さんシャンプーはどのように洗っていますか?そしてどのようなものを使っていますか?
このシャンプーのしかたと種類によって色落ち具合はかなり差ができてきます。
まずシャンプーのしかたについて説明します。
しっかりとお湯で洗うように流します→シャンプー剤を手に取り髪の毛に揉み込むようにして泡だてます→指の腹で優しくマッサージするように洗います→流し残しがないようにしっかりとすすぎます→トリートメントを手に取り髪の毛全体に揉み込みます→サッとすすぎます→終了!!
必ず優しく洗ってください。ガリガリ爪を立てて洗うなんてもってのほかです。それだけで髪の表面は傷つきます。傷つくと言うことはキューティクルにダメージホールや剥がれが起こりその箇所から色は簡単に抜けてしまいます。
そして次にかなり重要なシャンプー剤の選び方についてです。
市販のシャンプーを使っている方が女性の平均の比率で8割から9割ほどおられます。市販のシャンプーはかなり安価な物が多いですよね。安かろう悪かろうではありませんが、少なからず安いことには理由があります。
商品を安く作るには大量生産することと、安い洗浄成分を使うということです。それって要するにめちゃくちゃ良いものは使っていませんよと言っているようなものです。単純な理論ですが、髪の毛が喜ぶとはあまり思えません。もちろん全ての市販品がダメだと言うことは絶対にありませんし、その人の髪質に合う合わないもあります。ですがカラーの色持ちを良くすると言う点においてはサロン専売のシャンプーには到底及びません。
adoreのツートップオススメシャンプーです。
カラーの色持ちが格段に良くなります。
もちろんカラーシャンプーを使うと言う選択肢もありますが、ヘアケアや頭皮ケアという観点から見るとカラーの色持ちを良くしながらしっかりとケアをしてくれるこの二つのブランドをadoreではオススメしております。
3.アイロンやコテの熱
癖を収めるためにストレートアイロンを使用している方や毎朝セットの為にカールアイロン(コテ)を使用している方は高温の熱により髪の傷みが進み、カラーの色持ちが悪くなっていることが多々あります。
対処法としては、120°〜150°の低温で巻くか170°〜180°の高温で一回で決めることです。高い温度で長時間熱を与え続けるのはとても危険ですし、カラーの褪色を早めます。
4.色味の種類
色の種類によっても褪色の速さは変わります。
ブラウンや暖色系の赤味のあるピンク、オレンジ系の色は褪色しにくい
ベージュや寒色系の青味のあるアッシュ、グリーン系の色は褪色しやすい
色味を長持ちさせたい場合に手段の一つとして、希望の明るさよりも1トーンか2トーン暗めに染めることも有効です。
人それぞれ合う方法が必ずあります。
すぐ色が抜けるのはしょうがないと諦めずに、担当のスタイリストと共にあなたに合った方法を探していくと良いでしょう。
美容室adoreではお客様の髪質や状態を見てお客様に必要なケアや技術を提供しております。私たちと一緒にお客様が最高な状態でいられるようなスタイルを見つけていきましょう。